年末は音楽番組に触れる機会が増えるシーズンですね。
最近は昭和・平成の名曲がよく紹介され、思わず当時の記憶が蘇って胸が熱くなることもあります。
今日はそんな「懐かしい曲が癒しになる理由」を、HSP気質の私の視点から書いてみたいと思います。
■ 懐かしい曲が“癒し”になる理由
音楽と思い出はセットになりやすく、特に 楽しかった・嬉しかった記憶と強く結びつく と言われています。
HSPさんは感受性が高いので、不安や緊張の記憶も深く残りやすいのですが、その反対に 良い記憶・幸福感も強く心に刻まれる 特徴があります。
だからこそ、
懐かしい曲を聴いて「楽しかった記憶」をよみがえらせることは、幸せな気分を取り戻す立派なセルフケア。
これは人生を豊かにするための、とても大切な習慣です。
■ 私の思い出① 「夕焼け小焼け」の幸せな記憶
初めてのお産を控えて里帰りしていた頃、夕方になると近くの公園から「夕焼け小焼け」のメロディーが聞こえてきました。
・母が作ってくれている夕飯の匂い
・もうすぐ生まれてくる初めての子ども
・結婚後、知り合いがいない土地で気を張り続けた日々からふっと解放された時間
そのすべてが溶け合って記憶に残り、私にとって「夕焼け小焼け」のメロディーは 安心と幸せの象徴 となっています。
今でも耳にすると、胸の奥がじんわり温かくなり、当時感じた幸せが蘇ってきてとても癒されます。
■ 私の思い出② 「ふるさと」を歌った日のこと
音大生時代、仲間と高齢者施設で歌わせていただく機会がありました。
ある日、特別養護老人ホームで「ふるさと」を歌い始めた瞬間、利用者さんたちが次々に声をあげ始めたのです。
それは旋律そのものではなかったけれど、フロア全体がひとつの大合唱のようになりました。
普段は記憶が曖昧な方も多い場所で、「ふるさと」だけは心の奥に残っていた——。
その光景に、私は歌いながら涙が出そうになりました。
懐かしい歌の持つ“見えない力”を、あの日は痛いほど感じました。
■ 流行の歌に“未来の懐かしさ”が宿っている
私はクラシック音楽の道を歩んできたので、実力のある歌手に肩入れして応援したくなります。
でも同時に、流行する曲には、流行するだけの理由があると思っています。
時代の空気、若い人の感性、その年の出来事……色々なものが結晶のように曲に宿ります。
だから、“食わず嫌い”をせずに楽しんでいたいと思うのです。
■ 今年のあなたの「幸せな思い出」と結びついた曲は?
今年、どんないいことがありましたか?
その出来事と今年話題になった曲が結びつけば——
その曲は未来のあなたにとって「幸せな記憶のスイッチ」になります。
もしかしたらミセスかもしれないし、
フルーツジッパーかもしれないし、
はたまた「ビジュいいじゃん」かもしれませんね。
10年後のあなたがその曲を聴いた時、きっと今日の幸せがふっと戻ってくることでしょう。
音楽と記憶が、あなたの毎日を温かく照らしますように。



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