他人の気持ちに敏感で、困っている人がいれば自然と手を差し伸べる。
悲しんでいる人がいれば、寄り添おうとする。
そんな 細やかな気遣いができるHSPさん だからこそ、
- 心ない言葉をかけられた
- 見て見ぬふりをされた
- 味方が誰もいなかった
- 仲間外れにされた
こうした経験に深く傷つき、「もっと気を遣ってくれてもいいのに…」と感じたことがあるかもしれません。
今日はそんな “HSPさんの気配りの落とし穴” についてお話しします。
◆なぜHSPさんは「配慮されない」と感じやすいのか?
①HSPさんの気配り・共感力は“金メダル級”
HSPさんは、
・相手の些細な変化に気づく
・空気を察する
・誰かが困ればすぐ助けたいと思う
こうした「高度な気遣い」が自然にできる人です。
しかしこれは、一般的な人の気配りレベルとはまったく違う“別次元”の能力。そのため、「私だったらこうするのに」「もっと優しくしてくれてもいいのに」と感じる一方で、周囲はあなたと同じレベルの気配りができるわけではありません。
②“配慮できない人”は本当に想像力が働かない場合も
「相手の気持ちを想像する」行為は脳の前頭葉が担当しています。
私の義母は脳梗塞で前頭葉を損傷してから、
- 相手が傷つくことや失礼なことを言う
- わがままが抑えられない
- 他人の気持ちが想像できない
という状態になりました。
大きな病気でなくても、そもそも“相手の気持ちを想像する力”が弱い人もいます。
つまり、
無神経なのではなく、想像できない
意地悪なのではなく、配慮ができない
というケースが、実はとても多いのです。
◆「もっと配慮してほしい」と望むと苦しくなる理由
①期待すればするほど傷つく
私も職場でパワハラを受けたとき、こんな気持ちがありました。
- 「上司がもっと冷静に指示してくれればいいのに」
- 「同僚が味方してくれればよかったのに」
- 「ママ友が声をかけてくれたらいいのに」
でも、それはHSPと同レベルの“高い気遣い基準”を他人に求めていたから。同じようにできる人はほとんどいなかったのです。
②“相手が変わってくれたら楽になる”は幻想
私はずっと、「私が悪いと思われたくない」「怒鳴られるような人間ではないと分かってほしい」そんな思いで誠実さを必死にアピールしていました。
でも、あるとき気づきます。
相手は変わらない。
変えられるのは“私の考え方”だけ。
そこに気づいた瞬間、世界の見え方が変わりました。
◆HSPさんが自分の心を守るための“思考転換”
①「相手に期待する」を手放す
「もっと気を遣ってほしい」
「察してほしい」
その願いをいったん横に置くことで、心の負担が大きく減ります。
②「私の心をざわつかせないために、できることは何?」
相手を変えようとする代わりに、自分に意識を向けます。
例えば…
・パワハラ上司 →
改善策を質問して距離を縮める方法があったかも
・味方をしてくれない同僚 →
彼らの行動に期待せずにできることがあったかも
・ママ友からの仲間外れ →
そのグループに固執する必要は無かった
自分の心を守る選択肢はあったはず なのです。
③HSPの気配りは“素晴らしい才能”
あなたが人の気持ちを自然に理解できるのは素晴らしい長所であり、生まれ持ったギフト。
でも、その才能を他人にまで求めれば苦しくなります。
◆まとめ:あなたの心が軽くなる選択を
時々わたしよりずっと気配り・心配りができる方に出会います。周りの人たち皆が皆配慮してくれないということはありません。そこに希望を見出しています。
もし今、「もっと気を遣ってくれたら…」「私の気持ち、誰か分かってほしい」と感じているなら、今日からほんの少し、意識の向け先を変えてみてください。
“相手を変えようとする” → 受け取り方を変え、“自分の心を守る”へ。
HSPさんだからこそできる、やさしい生き方がきっと見つかります。



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